米ファイザー:1-3月期決算は低調、買収観測が高まる可能性

ファイザーが2日発表した1-3月(第1四半期)決算は精彩を欠く内容だった。同社が成長を取り戻すには次の一手が必要との見方が強まる可能性が高い。

  主力薬品の肺炎予防ワクチン「プレブナー」が米国市場で飽和しつつある中で、投資家はファイザーの動きに注目している。プレブナーの売上高は予想を下回り、乳がん治療薬「イブランス」の売上高は市場予想並みにとどまった。

  同社は2016年初めに同業アラガンとの合併計画を撤回したが、数カ月前にはM&A(買収・合併)に再び焦点を戻した。これまでに140億ドル(約1兆5700億円)で買収したメディベーションを含む幾つかの取引を成立させたものの、既存薬品の落ち込みを覆すには至っていない。

  同社1-3月期売上高は前四半期に続く減収となった。減収要因の一つはドル上昇だった。当期1株当たり利益は一部項目を除くベースで69セント、アナリスト予想平均は67セントだった。 

  市場ではファイザーの買収標的としてブリストル・マイヤーズスクイブが頻繁に挙げられている。アナリストらによれば、ブリストルを買収した場合、ファイザーは最も注目されている分野の一つである免疫療法を伴う肺がん治療薬を取得することができる。
  
原題:Pfizer’s Lackluster Sales Show Need of a Deal to Revive Growth(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE