アライアンス、クラウスCEOと取締役大半更迭-アクサ影響力行使か

  • JPモルガンのバーンスタイン氏が新CEOに起用される
  • クラウスは退任に伴い少なくとも110億円強を受け取る

米資産運用会社アライアンス・バーンスタイン・ホールディング(運用資産額約4980億ドル=55兆 7500億円)は、ピーター・クラウス会長兼最高経営責任者(CEO)をはじめ取締役会の大半のメンバーを更迭し、経営陣を刷新する。

  1日の発表によれば、アライアンスはJPモルガン・チェースのセス・バーンスタイン氏を新CEOに起用し、世界銀行の前総裁でゴールドマン・サックス・グループの幹部も務めたロバート・ゼーリック氏が会長に就任する。クラウス氏は退任に伴い少なくとも9930万ドル(約111億円)を受け取る。

  アライアンスは、バンガード・グループの幹部を務めた経験を持つバーバラ・ファロンウォルシュ氏を含む新たな独立取締役3人の起用も決めた。クラウス氏にコメントを求めて取材を試みたが、これまでのところ連絡が取れず、アライアンスの担当者にも電話したが返答がない。

  キーフ・ブリュイエット・アンド・ウッズ(KBW)のアナリストチームは1日のリポートで、「発表された取締役会メンバー全員がアクサ・ファイナンシャルと強い結び付きがあり、アクサがアライアンスに対し、より大きな影響力行使を目指す可能性を示しているとわれわれは考えている」と分析した。アクサはアライアンスの親会社。

 
原題:AllianceBernstein Ousts Kraus, Removes Directors in Shake-Up (2)(抜粋)

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