豪中銀:政策金利を据え置き、予想通り-経済見通し変わらず

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  • 成長率は今後数年で徐々に高まり3%を若干上回る水準になると声明
  • 非鉱業投資がGDPに占める割合はなお低い

オーストラリア準備銀行(中央銀行)は2日、政策金利の据え置きを決めた。インフレが加速し、豪政府の財政刺激策の可能性が示される中で、世界の成長も上向き、見通しは明るくなっている。

  ロウ総裁率いる豪中銀は政策金利であるオフィシャル・キャッシュレートの誘導目標を過去最低の1.5%に据え置いた。ブルームバーグのエコノミスト調査で28人全員が予想した通りの結果となった。シドニーとメルボルンの住宅が値上がりする中で、高リスクの不動産融資を対象とする規制措置の効果を見極める。

  同総裁は声明で、「豪中銀の経済見通しはほとんど変わっていない。成長率は今後数年で徐々に高まり、3%を若干上回る水準になると見込まれる」と指摘。「消費の伸びは引き続き緩やかで、おおむね所得に沿ったものとなろう。非鉱業投資が国内総生産(GDP)に占める割合はなお低く、より強い拡大が望まれる」とコメントした。

  豪政府は9日に発表する予算案で、道路や鉄道などの公共事業の資金を賄う裁量を拡大する方針を示している。

原題:Aussies Hold Rates as Inflation Speeds Up, Stimulus Signs Mount(抜粋)

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