米ネット中立性規則巡る訴訟、連邦高裁が再審理請求を退ける

ワシントンの米連邦高裁は1日、インターネット接続事業者にライバルのコンテンツの配信速度を遅くしたり遮断したりすることを禁止する米連邦通信委員会(FCC)のネット中立性規則を巡る裁判で、同規則を支持するとした昨年の高裁判断の再審理を求めた業界団体からの請求を退けた。

  ネット中立性規則を支持する高裁の昨年の判断は、ネットフリックスアルファベット傘下のグーグルなどにとって勝利となった一方で、AT&Tやベライゾン・コミュニケーションズなどの通信会社や、コムキャストを中心とするケーブルテレビ会社にとっては敗北となった。

  ただ、FCCがネット中立性規則の改正に動いているため、今回の判断は骨抜きとなる可能性がある。1月に就任したFCCのパイ委員長は声明で、FCCが「18日に同規則を撤廃するプロセスを開始することを踏まえると」、今回の判断は驚きではないとの見解を示した。

  AT&Tやベライゾンなどが所属する業界団体USテレコムが、FCCを支持する昨年の高裁判断について再審理を求めていた。USテレコムの最高責任者ジョナサン・スパルタ-氏は、同団体は「引き続き法的選択肢を検討する」とコメントした。

原題:FCC Net Neutrality Case Rehearing Rejected by Appeals Court (2)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE