米国株:小反発、決算好調や政府閉鎖回避で-ナスダックは最高値

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1日の米株式市場ではS&P500種株価指数が小反発。北朝鮮や銀行業界を巡るトランプ米大統領の発言を受けて上げ幅を縮めたものの、日中を通じプラス圏を維持した。ナスダック総合指数は最高値を更新した。

  S&P500種株価指数は0.2%高の2388.33。トランプ米大統領がブルームバーグニュースに対し、ウォール街の大手銀行の分割を前向きに検討していると語ったことを受け、急速に伸び悩む場面もあった。ナスダック総合指数は0.7%高の6091.60で過去最高値を更新。一方、ダウ工業株30種平均は27.05ドル(0.1%)安い20913.46ドル。

  企業決算が引き続き市場参加者の注目を集めた。S&P500種構成企業の決算はハイテク関連を中心に好調となり、全体の73%で利益が市場予想を上回っている。

  S&P500種セクター別では、情報技術や不動産が上げを主導した。金融は大手行の分割に関するトランプ大統領の発言で下げに転じた後、上昇して終了。一方、公益事業、電気通信サービス、生活必需品は下落した。

  個別銘柄では、半導体製造装置メーカーのラムリサーチとアプライド・マテリアルズがいずれも大幅高となった。

  米上下両院の交渉担当者が30日夜、9月末までの総額1兆1000億ドル(約123兆円)の包括的歳出法案で暫定合意に達したことで、連邦政府機関の閉鎖は当面回避された。

  米商務省が発表した3月の個人所得は0.2%増加。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は0.3%増だった。また同月の個人消費支出(PCE)は前月比で変わらず、価格指数は低下して金融当局のインフレ目標を割り込んだ。

原題:U.S. Stocks Advance After Congress Averts Government Shutdown(抜粋)
原題:U.S. Stocks Rise on Earnings as Treasuries Slump: Markets Wrap(抜粋)

(第4段落以降を追加し、更新します.)
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