米ISM製造業景況指数:4月の拡大ペース、市場予想よりも鈍化

米製造業では4月の拡大ペースが市場予想に届かなかった。受注や雇用が減速した。

  米供給管理協会(ISM)が1日発表した製造業総合景況指数は54.8と、前月の57.2から低下した。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想中央値は56.5だった。同指数では50が活動の拡大と縮小の境目を示す。

  項目別に見ると、新規受注指数は57.5と、前月の64.5から低下。仕入れ価格指数は68.5と、前月の70.5を下回った。雇用は52で、前月の58.9から低下。

  ISM製造業調査の責任者ブラッドリー・ホルコム氏は電話による記者会見で、「製造業の滑り出しは堅調だ。2017年に入っての数字はどの月も、前年の最高を上回っている」と指摘。「減税の公約は企業にとって非常にプラスだ。どの部分が特に重要なのかは、これからはっきりするだろう」と述べた。

  生産指数は58.6と、前月の57.6から上昇。輸出は59.5と、前月の59を上回り、2013年11月以来の高水準となった。顧客在庫は45.5(前月47)で、15年7月以来の低水準。

  入荷遅延は55.1と、前月の55.9から低下。受注残は57。前月は3年ぶり高水準の57.5だった。

  4月は製造業18業種中、電子機器や家電、繊維など16業種が拡大を報告。活動縮小はアパレルだけだった。

  統計の詳細は表をご覧ください。

原題:U.S. Manufacturing Expanded Less Than Forecast in April (2)(抜粋)

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