クレジットカード発行の米シンクロニー株が急落-貸倒引当金が大幅増

  • 株価は16%安と、14年のGEからのスピンオフ以降で最大の下げ
  • 1-3月純利益は14%減-1株利益は市場予想下回る

4月28日の米株式市場で、クレジットカード発行会社シンクロニー・ファイナンシャルの株価は急落し、S&P500種株価指数の構成銘柄で最大の下げとなった。1ー3月(第1四半期)の貸倒引当金がアナリストの予想を上回った。

  シンクロニー株は前日比16%安の27.80ドルと、2014年にゼネラル・エレクトリック(GE)からスピンオフ(分離・独立)してから最大の下げで取引を終えた。年初来では23%下落と、65銘柄から成るS&P500種金融株指数で最大の下落率となっている。純利益は前年同期比14%減の4億9900万ドル。1株利益は61セントと、アナリストの予想平均(73セント)に届かなかった。

  28日の発表によると、貸倒引当金は前期比21%増の13億ドル(約1450億円)。ブルームバーグがまとめたアナリストの予想平均(10億ドル)を上回った。同社がウェブサイトに掲載した資料によると、シンクロニーの貸倒償却率は5.03%と、少なくとも12年以降で最も高まった。

  キャピタル・ワン・ファイナンシャル、シティグループ、ディスカバー・ファイナンシャル・サービシズも1-3月のクレジットカード・ローンの不良債権増加を発表しており、消費者信用の質についてアナリストや投資家の間で懸念が広がった。

原題:Synchrony Drops on Card Losses That Burned Citi, Capital One (2)(抜粋)

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