世界最大の資産運用会社、米ブラックロックのローレンス・フィンク最高経営責任者(CEO)は28日、トランプ政権の減税案について、財政赤字を減らすほどの経済成長を促す公算は小さいとの考えを示した。

  フィンク氏はシカゴで開かれたモーニングスター・インベストメント・コンファレンスで、「われわれは爆発的な赤字拡大の道筋にある」と述べるとともに、「改革で赤字が増えれば深刻な問題を抱えるだろう」と語った。

  米経済が年率3%で成長すれば赤字削減につながるかもしれないが、米国の人口動態を踏まえればそうした可能性は小さいと、フィンク氏は指摘。2.5-2.75%の成長を見込んでいることを明らかにした。

  フィンク氏は「世界全般が成長加速を経験しつつあるのに、われわれはそうでない」とし、「成長ペースはフランスよりも鈍く、とてもひどい」と話した。

原題:BlackRock’s Fink Says U.S. on Path to ‘Exploding’ Deficits (1)(抜粋)

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