米副大統領:トランプ税制改革で財政赤字は当初増加する可能性

更新日時
  • その後の経済成長加速で赤字増に対処できると副大統領-NBC
  • 「キャリードインタレスト」も標的になり得るとプリーバス氏

ペンス米副大統領

Photographer: Alex Wong/Getty Images

ペンス米副大統領は4月30日、トランプ政権の税制改革案が実現すれば財政赤字は当初増加する可能性があるが、これにはその後の経済成長の高まりで対応できるだろうと述べた。30日放映のNBCのテレビ番組「ミート・ザ・プレス」でのインタビューで発言した。

  米政府の税制改革案が税収中立にならないと副大統領が認めた格好で、トランプ大統領と一部共和党議員の対立は避けられない見通しだ。

  これとは別に、プリーバス米大統領首席補佐官はプライベートエクイティー(PE、未公開株)投資会社の運用マネジャーなどに支払われる「キャリードインタレスト」と呼ばれる運用報酬について、税制案の一環として標的になり得ると示唆した。ただ詳細の多くは依然不透明のままだ。

  4月28日に発表された1-3月(第1四半期)の米成長率は3年ぶりの低水準となったが、ペンス副大統領は同インタビューで、大統領の税制案は財政赤字を増やす可能性があると認めながらも、米国は義務を果たすためにも、減税が促す成長を必要としていると発言した。
  
  一方、トランプ大統領は同月30日放送のCBSの番組「フェース・ザ・ネーション」で、経済成長加速を見込んでいるほか、財政赤字については、米国にとって「より有利な通商協定」と輸出国に対する「相互税」によって「穴埋めされる」と予想していると述べた。

原題:Pence Allows That Trump Tax Plan Could Increase the Deficit (1)(抜粋)

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