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米国債(28日):上昇、朝安から反転-押し目買いや月末の買いで

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28日の米国債相場は上昇。1-3月(第1四半期)の雇用コスト指数の大幅な伸びに反応して一時大きく下落したが、その後押し目買いなどや月末特有の買いが入り徐々に下げを縮め、午後に入ってからは上げに転じた。

  ニューヨーク在勤のトレーダーによれば、シカゴ製造業景況指数の発表後にリアルマネー系が10年債や短期債に買いを入れ、相場は下げを縮小する展開となった。また10年債先物にまとまった買いが入ったことも相場を支えた。

  ニューヨーク時間午後4時59分現在、10年債利回りは前日比1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の2.28%。

  労働省発表によると、第1四半期の雇用コスト指数 (ECI、季節調整後)は前期比0.8%上昇と、2007年10-12月(第4四半期)以降で最大の伸びとなり、賃金の伸びが加速しつつあることが示唆された。

  ソシエテ・ジェネラルのトレーダー、アンソニー・クロニン氏(ニューヨーク在勤)は「インフレのデータは、他の要素で予想を下回ることよりも重要な意味を持つ」と指摘。「金融当局への圧力を強める」と続けた。

  今後、市場の注目は米議会の動きに移る。議会はこの日、5月5日までの政府予算を確保するための暫定予算法案を可決した。議会は、今会計年度末までの政府運営に必要な予算確保のための歳出法案の通過に向けた交渉を続けている。
  
原題:Treasuries Fall as Traders Look Past GDP Miss to Inflation Data(抜粋)
原題:Treasuries Off Lows as Real-Money Dip-Buying Emerges(抜粋
原題:USTs Futures $625k/DV01 Block Buy Underpins Ahead of Month-End(抜粋)
原題:U.S. Stocks Mixed as Traders Look Past GDP Report: Markets Wrap(抜粋)

(第4段落以降を追加し、更新します.)
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