コンテンツにスキップする

欧州株:週間ベースで12月以来の大幅高-仏大統領選結果と企業決算で

28日の欧州株式相場は週間ベースで昨年12月以来の大幅高を記録した。先週末のフランス大統領の第1回投票でユーロを支持する候補が決選投票に進んだことや、相次ぐ好決算が相場上昇を後押しした。

  指標のストックス欧州600指数は前日比0.2%安の387.09で終了。週間の上昇率は2.4%に縮小した。27日の記者会見で欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は金融緩和を縮小するには物価圧力が弱過ぎると指摘したものの、この日発表された4月のユーロ圏インフレ率は予想を上回る伸びとなった。週明け5月1日の欧州市場はメーデーの祝日のため休場となる。

  JPモルガン・チェースのストラテジスト、エマニュエル・カウ、ミスラブ・マテイカ両氏のまとめたデータによると、これまでに1-3月の決算発表を済ませた約3分の1のストックス600構成銘柄企業は1株利益が前年同期比で24%増加した。この勢いが続けば、2010年7-9月(第3四半期)以来の大幅な増益となる。

  バンク・オブ・アメリカ(BofA)メリルリンチはEPFRグローバルのデータを引用し、26日までの1週間に欧州の株式ファンドに24億ドルの資金が流入したと明らかにし、これは15年12月以来の大きさだと指摘した。

  個別銘柄では、英銀バークレイズが5.2%安と、昨年6月以来の大きな下げ。1-3月期にトレーディング収入が予想外に減少したことが嫌気された。

原題:European Stocks Post Weekly Gain on French Election, Earnings(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE