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きょうの国内市況(4月28日):株式、債券、為替市場

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●日本株は続落、金融や業績失望銘柄に売り-週初高反動、極東情勢も懸念

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  東京株式相場は続落。証券や銀行など金融株の下げが目立ち、アステラス製薬やデンソー、アドバンテストなど業績失望銘柄にも売りが広がった。週前半に急伸した反動が続いたほか、北朝鮮をめぐる極東情勢への根強い警戒も重しになった。

  TOPIXの終値は前日比4.87ポイント(0.3%)安の1531.80、日経平均株価は55円13銭(0.3%)安の1万9196円74銭。

  アイザワ証券投資顧問室の三井郁夫ファンドマネジャーは「フランス大統領選以後の連騰もあり、決算見極めで積極的な買いは出にくい」と指摘。当初から想定されていたが、国内決算は「今期計画が慎重、前期業績が計画を上振れている企業も多く、発射台が上がっており、変化率という点で期初段階で低めに出ている」との認識を示した。

  東証1部33業種は証券・商品先物取引や銀行、その他金融、不動産、保険、陸運、輸送用機器、倉庫・運輸、食料品など23業種が下落。TOPIXが5連騰した20ー26日の期間に上昇が目立ったセクターが下落率上位に並んだ。情報・通信やその他製品、建設、電気・ガス、空運、卸売など10業種は上昇。

  売買代金上位では、野村証券が業績予想と目標株価を下げたアステラ薬、今期利益計画が市場予想を下回ったデンソーやアドバンテスト、オムロンが売られた。野村ホールディングスや富士電機も安い。半面、今期増配はポジティブサプライズとゴールドマン・サックス証券が評価したNTTドコモ、メリルリンチ日本証券が業績予想と目標株価を上げた任天堂は高い。イビデンやカプコン、アンリツ、アルプス電気、アイシン精機は決算が好感され上げた。

●債券は上昇、2年債入札好調で買い強まる-日銀オペ方針を見極め
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  債券相場は上昇。この日実施された2年国債入札が好調だったことから買い圧力が強まった。一方で、日本銀行が夕方発表する当面の国債買い入れ運営方針への警戒感から、上値は限定された。

  長期国債先物市場で中心限月6月物は前日比横ばいの150円98銭で取引を開始。その後はいったん4銭安の150円94銭まで下落した。午後にかけては持ち直し、一時9銭高の151円07銭に上昇。結局、4銭高の151円02銭で引けた。

  SMBC日興証券の竹山聡一金利ストラテジストは2年債入札について、「調整した分買いやすくなったとみられ、非常に強い結果だった」と指摘。ただ「中期ゾーンの日銀買い入れは発行対比では少ないため需給は良くない。減額がなくても需給が引き締まっていくという見通しにはならない」と話した。

  現物債市場では中期債が上下に振れる展開となった。2年債375回債利回りは前日比1ベーシスポイント(bp)高いマイナス0.185%と、4日以来の高水準で寄り付いた。午後には入札結果を受けて一時2bp低いマイナス0.215%と、3営業日ぶりの水準に低下した。新発5年物の131回債利回りも1bp高いマイナス0.14%と7日以来の水準を付けたあと、マイナス0.16%まで買われた。長期金利の指標となる新発10年物国債の346回債利回りは横ばいの0.015%で推移している。

●ドルは111円台前半、米1-3月期GDPや暫定予算期限懸念が重し

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  東京外国為替市場ではドル・円相場が1ドル=111円台前半で推移。米国で発表される1ー3月期の国内総生産(GDP)や暫定予算の期限を迎える政府と議会の動向に対する懸念から、上値がやや重かった。

  午後3時49分現在のドル・円は前日比横ばいの111円26銭。朝方はドル買い・円売りが先行し、一時111円36銭まで上昇した。その後は売りが徐々に優勢となり、111円07銭を付ける場面があった。主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.1%高の1218.85。

  ブラウン・ブラザーズ・ハリマン(BBH)外国為替部の村田雅志通貨ストラテジストは、「目先は米政府機関の閉鎖があるのかどうかや、核実験はなかったが北朝鮮リスクが意識されやすい。今晩発表の米GDPもドル・円の上値を抑える要因」と指摘。もっとも「GDPが予想外に強いとドル買い要因になりそう」とも語った。

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