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ETFは「大量破壊兵器」とFPAキャピタル-市場ゆがめ熾烈な売りも

  • パッシブ投資の増加が株価をゆがめているとブライアン氏らは指摘
  • ETFが深刻な市場急落にどうしたら持ちこたえられるかとの疑問も

上場投資信託(ETF)は株価をゆがめ、市場急落の可能性を生み出している「大量破壊兵器」だとFPAキャピタル・ファンドのマネジャーらが指摘した。

  運用資産7億8900万ドル(約877億円)のアクティブ型ファンドを運営するアリク・アヒトフ、デニス・ブライアン両氏は6日付の投資家宛てレターで、「ファンダメンタル調査の必要はなく、バリュエーションを顧みずにインデックスファンドやETFをやみくもに投資家が購入できると世間が判断している今こそ、恐ろしいと感じるべきだ」と主張した。

  パッシブ運用商品へのおびただしい資金流入が、株価を一斉に同じ方向に動かし、基本的なファンダメンタルズから市場をますます乖離(かいり)させていると両氏は分析した。ブルームバーグのデータによれば、ETFには今年に入り1600億ドル余りの新規資金が流れ込んだ。

  ブライアン氏は電話取材に対し、パッシブ投資家が今ほど重要な存在となる状況の下で、株式市場が深刻な下落を経験したことはかつてないとの見方を示し、「この新たな市場の構造」が試される局面で「われわれは熾烈(しれつ)な売りに見舞われる可能性がある」と語った。

原題:ETFs Are ‘Weapons of Mass Destruction,’ FPA Managers Say (1)(抜粋)

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