大和証G:1-3月純利益4.9%増の224億円-海外部門が通期黒字

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国内証券第2位の大和証券グループ本社の1-3月(第4四半期)連結純利益は前年同期比4.9%増の224億円となった。株式や投資信託関連の委託・販売手数料に加え、合併・買収(M&A)などの投資銀行業務が好調だった。海外部門は通期ベースで7年ぶりに黒字回復した。

  28日に開示した第4四半期純利益は、ブルームバーグのデータによるアナリスト8人の予想平均218億円をわずかに上回った。アナリスト四半期予想平均は17年3月期予想から第3四半期(4-12月)実績を差し引いて算出した。17年3月通期(16年度)の純利益は前年同期比11%減の1041億円だった。

  小松幹太最高財務責任者(CFO)は、海外部門の黒字化について欧州のM&A業務や米州の債券ビジネスが堅調だったことを理由に挙げた。特にクロスボーダーM&A業務については、「さらに足りないピースを埋めるべくマネージングディレクターの採用を欧州で進めていく」とし、主力ビジネスとして力を入れていく考えを示した。

第4四半期の主な収益:

  • 収益合計は10%増の1663億円
  • 委託手数料は12%増の167億円
  • 引き受け・売り出しは約2倍の79億円
  • 募集・売り出しは86%増の109億円
  • トレーディング損益は1.3%減の283億円 
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