米下院共和党の修正オバマケア代替法案、一部議員は支持に難色

  • 党指導部は29日採決の可能性探る、ホワイトハウスは週内採決迫る
  • ライアン下院議長:採決について何もまだ決定していない

米下院共和党は修正版の医療保険制度改革法(オバマケア)代替法案の週内採決をホワイトハウスから強く迫られているが、党指導部は可決に必要な票を確保できるか見通せていない。

  同法案で中心的役割を果たしたトム・マッカーサー下院議員(共和、ニュージャー州)は、保守派や穏健派の態度保留議員が依然として「支持に難色を示している」と指摘。法案通過に十分な票を見込めるかどうかについては「僅差だと思う。だが、採決する現実的な可能性はあると考える」と述べた。

  事情に詳しい共和党関係者によれば、同党の票読みチームは29日採決の場合の支持票予測に取り組んでいる。業界団体が修正案への批判に加わり始めているが、一部議員は早期採決を求めている。

  ライアン下院議長は27日に記者団に対し、懐疑派への説得で「本当の前進」があったと述べたが、「採決に関しては何もまだ決定を下していない」と語った。

ライアン下院議長

Photographer: Chip Somodevilla/Getty Images

  ホワイトハウスのスパイサー報道官は記者団に対し、トランプ大統領が「216票を得た時に採決を望む。この数字に向かい前進しつつあることに私はとても満足している」と述べたことを明らかにした。

  法案のテキストと修正案は26日遅く、今週にも下院本会議で検討される可能性のある法案をリストアップしたウェブサイトに掲載されたが、下院議事運営委員会はまだ本会議での採決準備に必要な会議を予定していない。

  29日はトランプ大統領の就任100日目で、下院指導部よりもホワイトハウスにとってより重要な節目だと共和党関係者は述べている。マルバニー行政管理予算局(OMB)局長は27日午前にCNBCとのインタビューで、「わたしはあくまでも29日を求めている」と語った。
  

Meadows: Votes There to Pass Health Care Bill

(Source: Bloomberg)

  
原題:House GOP ‘Struggling to Get to Yes’ on Obamacare Repeal (3)(抜粋)

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