物言う株主(アクティビスト)ファンドとして知られる米バリューアクト・キャピタル・マネジメントのメイソン・モーフィット社長は、同社がプライベートエクイティー(PE、未公開株)投資会社KKRの株式を新たに大量に取得したことを明らかにした。

  モーフィット氏が27日ニューヨークで開かれた投資家関連の会合で述べたところによると、バリューアクトはKKR発行済み株式の5%弱、およそ7億5000万ドル(約835億円)相当を保有している。この発表を受け、米国株式市場でKKR株は一時、前日比7.4%高となった。

  モーフィット氏はKKRや一部の大手投資会社について、「未来はかなり明るいと考えている」と述べた。

  アクティビストファンドがPE投資会社の株式を大量に取得するのは異例。バリューアクトは昨年8月、米投資銀行モルガン・スタンレー株の取得を公表、資産を軽くし手数料収入に軸足を置いた事業への移行を評価するとしていた。

  KKR広報に電話と電子メールでコメントを求めたが、今のところ返答はない。

  これとは別にKKRが27日発表した1-3月決算では、利益がすべてのアナリスト予想を上回り、未実現利益を含む経済的純損益(ENI)は5億4990万ドル(1株当たり65セント)の黒字となった。前年同期は5億5300万ドルの赤字を計上していた。

原題:Activist Investor ValueAct Capital Reveals New Stake in KKR (1)(抜粋)

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