2015年11月に就任したデービッド・テイラー最高経営責任者(CEO)の重要目標は成長復活だが、目標達成にはまだ至っていない。

  同CEOは低迷する売り上げの押し上げに注力してきたが、為替要因が向かい風になったこともあって、1-3月(第3四半期)は引き続き減収となった。

  P&Gは新しいブランドからの挑戦を受けているほか、小売業者からの要求も強くなっている。テイラーCEOはジレットのカミソリなど高い利益を生み出していた商品の一段の値引きを余儀なくされている。海外の経済が不安定で海外顧客の高級品への意欲が鈍っていることも影響した。

  純売上高は前年同期比1%減の156億ドル(約1兆7400億円)と、市場予想の157億ドルを下回った。ただし、為替の影響を除いた実質ベースでは1%増加した。

  一部項目を除く1株利益は96セントと、アナリスト予想の94セントを上回った。売り上げが低迷する中でも費用削減が利益維持につながった。

  通期の実質ベースでの売上高については、2-3%増との見通しを維持した。ただし、今のところ「このレンジの下限」で推移していることを明らかにした。

原題:Procter & Gamble Growth Remains Elusive for Its New Chief (3)(抜粋)

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