ムニューシン米財務長官は、法人税率の15%への引き下げ案をトランプ政権が提示する予定だと確認した。また議会は税制改革をめぐって大筋合意しており、25日夜の会合では「大きな成果があった」と指摘した。

  長官はワシントンでのイベントで、26日中に税制改革案の骨子が公表されると説明。トランプ政権は、経済成長率の3%への押し上げに向けた原動力の一環として、米史上最大の減税ならびに税制改革を実施する意向だと述べた。また法人税減税の対象は小企業であり、富裕層に抜け穴を与えるものではないと加えた。

  ムニューシン長官は「景気浮揚に向けて税制改革が重要な優先事項だとの認識で上下院と政権全てが一致しているのは明確だ」とし、「現在の制度は極めて非競争的で、経済と雇用の妨げとなっている」と語った。 

  ムニューシン長官とコーン国家経済会議(NEC)委員長は25日夜、上下院の共和党指導部にトランプ政権の税計画について説明したと、政権高官が明らかにした。この計画には法人税率の現行35%からの引き下げや、育児費用の税控除の検討などが含まれるという。またトランプ大統領が国境調整税(BAT)を支持する可能性は低いとも、同高官は語った。

  ライアン下院議長はBATを支持している。BAT案は、35%という現行の法人税に代わり、国内販売と輸入品に20%課税し、輸出品への税は免除する内容。

  ムニューシン長官はBAT案について、現在の内容ではホワイトハウスは支持しないとしたものの、変更にはオープンだと述べた。

原題:Mnuchin Says Corporate Tax Cut in Overhaul to Be Outlined Today(抜粋)

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