コンテンツにスキップする

HSBCとRBS、サウジ合弁合併を検討-実現なら国内3位銀行誕生

  • RBSはアルアウワル銀行の株式40%の売却を長期にわたり意図
  • 原油価格が低迷する中、サウジ銀行業界は合併相次ぐ

英銀HSBCホールディングスとロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS)はサウジアラビアでそれぞれ展開する合弁事業を合併させる可能性について検討している。これが実現すれば、780億ドル(約8兆6800億円)の資産を有するサウジ3位の銀行が誕生する。

  サウジ証券取引所のウェブサイトに25日掲載された発表文によれば、RBSが株式40%を保有するアルアウワル銀行は、HSBC傘下のサウジ・ブリティッシュ銀行(SABB)と初期的な協議を始める計画だ。HSBCが株式40%を保有するSABBとアルアウワル銀はいずれもリヤドに本社を置く。

  中東最大の経済国であるサウジは前例のない経済多様化と民営化に乗り出しているが、外資系資本による国内銀支配はいまだに禁止され、各行はサウジ経済への取り組み方を模索している。両行が合併すれば、総資産はナショナル・コマーシャル銀行とアルラジヒ銀行に次ぐ規模となる。各行は低迷する原油価格や景気減速、資産内容の劣化に苦慮しており、業界全体で合併が相次いでいる。

  RBSは長年にわたりアルアウワル銀の保有株売却を試みているものの、これを果たせずにいる。ブルームバーグがまとめたデータによれば、RBSが保有するアルアウワル銀株は約13億ドル相当の価値がある。事情に詳しい関係者によれば、フランスのクレディ・アグリコルもサウジ・フランス銀行の株式31%の売却を検討しているものの、まだ買い手を見つけられないでいる。

原題:HSBC, RBS Saudi Ventures in Talks to Form $78 Billion Lender (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE