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米AT&T:携帯電話契約者数が初の減少、通期利益見通しは維持

  • 2017年の調整後利益の伸び率見通しは1桁台半ば
  • 1-3月期の契約者数19万1000人減-売上高は市場予想下回る

米AT&Tは携帯電話契約者数が初めて減少し、市場競争激化が鮮明になったものの、2017年の利益見通しを据え置いた。

  主要な携帯電話事業者がこぞって無制限のデータ通信で顧客勧誘に取り組む中、AT&Tの契約者数は1-3月(第1四半期)に19万1000人減った。ブルームバーグが集計したアナリスト9人の予想平均では10万人の増加が見込まれていた。

  ベライゾン・コミュニケーションズと同様にAT&Tは、両社を追撃するTモバイルUSやスプリントなどとの価格競争の中、顧客の維持拡大と増収を目指している。AT&Tは携帯電話の浸透や顧客の有料テレビサービス離れを踏まえ、単なる配信だけにとどまらずコンテンツの所有に重点をシフト。メディア大手タイムワーナー買収で監督当局に承認を求めている。

  こうした中で同社は、今年の調整後利益の伸び率見通しを1桁台半ばとした。アナリスト予想は3%の伸び。同社の1-3月期1株利益は一部項目を除いたベースで74セントと、市場予想に一致した。顧客減少が引き続き売り上げに響き、売上高は394億ドルと、市場予想の406億ドルを下回った。
  

How the Mighty Have Fallen

原題:AT&T Weathers Record Loss of Wireless Users With Forecast Intact(抜粋)

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