米ウェルズF株主総会、取締役全員再任-一部は反対票との票差わずか

  • 取締役15人への支持率は53%から99%の範囲
  • 「なぜ責任を取らないのか」と追及する株主も

顧客に無断で口座開設した不祥事の後で、米銀ウェルズ・ファーゴの取締役は25日にフロリダ州で開かれた年次株主総会で辛うじて再任された。一部取締役は反対票との票差がわずかだったため、退任が早まる可能性もある。

  ウェルズ・ファーゴによると、取締役15人への支持率は53%から99%の範囲だった。結果発表に先立ち総会では1人の男性が数分にわたり大声で質問し、取締役会が承知していた内容や知った時期を聞きたいと要求して警備員に外に連れ出されたほか、別の複数の発言者は社員の無断口座開設発覚後の取締役会による監督を批判。「なぜ責任を取らないのか」と追及する株主もいた。

  株主投票で56%の支持を得て再任されたスティーブン・サンガー会長は総会で聴衆に対し、「ウェルズ・ファーゴの株主は現在、不満だという明らかなメッセージを送っていると思う。取締役会はそのメッセージを受け止めている」と語った。

原題:Wells Fargo Board Scrapes Through Election at Tough Meeting (2)(抜粋)

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