米コカ・コーラ、次期CEOは一段と事業合理化へ-利益予想届かず

  • 1-3月期1株利益は予想下回る、ボトリング業務スピンオフ推進で
  • ジェームズ・クインシー次期CEOは5月1日に就任

コカ・コーラは四半期利益が予想に届かなかったことを受け、ジェームズ・クインシー次期最高経営責任者(CEO)の下で事業合理化の取り組みを強化する。

  飲料大手のコカ・コーラは25日、30億ドル(約3300億円)の節減計画に加えて年8億ドルのコスト削減も実施する方針を表明した。これに伴い2018年末までに1200人を削減する。同社はまた、数十年ぶりの大規模な戦略変更の1つとして、ボトリング業務の大部分をスピンオフする措置も進めている。

  クインシー次期CEOは、世界各地のボトリング工場の売却を進めるムフタル・ケントCEOから5月1日に経営を引き継ぐ。同社は新しい飲料の開発や提携先への原料販売に事業を集中させる収益性の高い企業としての再浮上を図っている。

  ただ、こうした改革は今のところ業績を圧迫している。同社が25日発表した1-3月(第1四半期)決算では、1株利益が43セントと、アナリスト予想の44セントに届かなかった。炭酸飲料の出荷量減少や為替変動の影響が売上高に重しとなった。売上高は同四半期に11%減少。減収分の10%は組織改革の影響だという。

原題:Coca-Cola Renews Push to Slim Operations Under Incoming CEO (3)(抜粋)

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