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原油強気派アンデュラン氏:市場「不安定」でも回復の兆し見える

  • サウジによる減産や米国の燃料在庫減少は強気のサイン
  • 原油価格上昇の減速でファンドの1-3月の運用成績はマイナス12%

不安定な道のりをたどっている原油価格の回復はいら立たしく、ヘッジファンドトレーダーのピエール・アンデュラン氏はそのため今年損失を出しているが、同氏は原油価格が反発するとの見通しを変えていない。

  ブルームバーグ・ニュースが入手した投資家向け書簡によると、原油価格が1バレル=50ドル近辺で推移する中、アンデュラン氏が運用する「アンデュラン・コモディティーズ・ファンド」の1-3月の運用成績はマイナス約12%となったものの、同氏は依然として中東での原油生産の鈍化と米国の燃料在庫減少を理由に原油価格は上昇すると予想している。

  アンデュラン氏は書簡で「年初来の価格動向は極めていら立たしいが、原油価格に対するわれわれの強気見通しは変わっていない。夏季に向けてファンダメンタルズ(需給関係)が大幅に改善する中、期近物の原油価格は向こう数カ月間に高値を更新するとの見方を維持している」と述べた。

  原油価格下落とその後の回復を的確に予測し、アンデュラン氏のファンドは昨年、プラス22%の運用成績を達成した。今年は、米国の原油在庫について懸念が高まる中、原油市場は「トレンドがなく、不安定な状態が続いている」と説明。サウジアラビアによる減産やイラン沖合で貯蔵されている原油の減少、米国の石油精製品在庫の落ち込みを、価格が程なく上昇する兆しと指摘した。

原題:Oil Bull Andurand Says Rebound in Sight Despite ’Choppy’ Market(抜粋)

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