Tロウが3カ月ぶりの大幅安-投資信託の一部手数料引き下げを嫌気

  • 「業界の価格圧力を免れることができない状況」とアナリスト
  • パッシブ運用商品へのシフトで米株ではネットベースで資金が流出

米資産運用会社Tロウ・プライス・グ ループは、投資信託の一部手数料引き下げの発表が嫌気され株価が3カ月ぶりの大幅安となった。

  Tロウは25日公表した1-3月(第1四半期)決算に付随する発表資料で、「手数料の競争力に関して定期的に評価を行っており、適切と考えられる調整を継続する」と説明。手数料引き下げの詳細は明かさなかったが、投資顧問業務の収入拡大ペースが運用資産額の伸びに比べて鈍い原因の一つだと同社は指摘した。

  ガベリのアナリスト、マクレー・サイクス氏は「業界の価格圧力を免れることができない状況をこの件は浮き彫りにしている」と分析した。Tロウには1-3月に投資家から7億ドル(約779億円)の資金が流入したが、パッシブ運用商品に顧客がシフトしたことで米株ではネットベースで資金流出に見舞われた。

  25日のニューヨーク株式市場でTロウの株価は、前日比4.2%安の69.59ドルで終了。一時は4.9%下げ、ブルームバーグのデータによると、日中取引としては1月以来の大幅安となった。

原題:T. Rowe Price Falls as Firm Cuts Fees on Some Mutual Funds (1)(抜粋)

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