コンテンツにスキップする

米キャタピラーに好転の兆し、通期予想引き上げ-中国の先行き明るく

鉱業・建設機械メーカー最大手の米キャタピラーは、中国市場などに支えられて4年続いた低迷期をようやく脱出しつつある。

  同社は25日、中国事業の見通しが改善しエネルギー・輸送関連の需要が回復しているとして、2017年通期売上高見通しを380億-410億ドル(約4兆2000億-4兆5400億円)に引き上げた。さらに1-3月(第1四半期)決算では、調整後1株利益と売上高が市場予想を上回った。これを受けてキャタピラー株は前日比で一時6%余り上昇した。

  キャタピラーは鉱業・エネルギー開発業者からの需要縮小を乗り切ろうとコストを削減してきた。これまでにも、待望の事業好転に近づいていることを示す兆候が見られていた。中国経済の成長が2四半期連続で加速したことで、同社の中国向け売り上げ見通しは明るくなった。

  エドワード・ジョーンズのアナリスト、マット・アーノルド氏は、「厳しかった環境が再び良好になったことを示す十分な証拠を大半の人々は確認できた。キャタピラーの機械売り上げデータやその他指標から世界的な鉱工業経済好転の様子をうかがうことができ、キャタピラーはその流れをうまく活用するだろう」と話した。

  ゴールドマン・サックス・グループは今月初め、キャタピラーを「コンビクション」バイのリストに加えた。ゴールドマンはその理由として、機械市場が回復の初期段階にあることと、キャタピラーが戦略の重点をシェア拡大から資本利益率の向上に移したことを挙げた。

原題:China Helps Make Caterpillar Great Again as Outlook Improves (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE