米ユナイテッド航空を乗客が提訴-ビジネスクラスからの席移動巡り

  • 女性乗客はエコノミークラスの後部座席に移動求められたと主張
  • 乗客引きずり降ろし以来、ユナイテッドへの風当たり強まる

乗客を手荒く引きずり降ろした問題をきっかけに風当たりの強まる米ユナイテッド航空が、非難の声を上げた別の顧客への対応を迫られている。今度は法廷でだ。

  24日にユナイテッド航空を相手取り提訴したカレン・シボレスさんは、ニュージャージー州ニューアーク発ロンドン行きの便を昨年9月に利用した際、説明もなしにビジネスクラスの座席から後部座席に移動させられたと主張。こうした行為の再発を防止するため懲罰的損害賠償金として15万ドル(約1650万円)以上の支払いを請求している。

  シボレスさんは当初、エコノミークラスの窓側席を予約し1498.90ドルを支払った後、アメリカン・エキスプレスのポイントで6万マイル分と追加手数料498.56ドルなどを払ってプレミアムエコノミーにアップグレード。空港ではさらに、負担軽減や荷物収納のため1149ドルを払ってビジネスクラスに変更していたが、搭乗から約20分がたち離陸まであと10分ほどの時点で搭乗口案内係から後部座席への移動を求められた。

  シボレスさんは腕をつかまれて「泣きながら」21列目の中央席に移った。案内係はアップグレード費用の返還を拒否し、代わりに750ドル相当の商品引換券を提示したという。

  ユナイテッドは発表文で、「提訴について承知しており、調査しているが、係争中であるためコメントできない」と説明した。

原題:United Airlines Sued by Passenger Over Alleged Seat Shift (2)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE