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バークレイズやドイツ銀、債券取引で米銀に見劣り必至か-1~3月期

  • 主要米銀の1-3月の債券・株式トレーディング収入は増加
  • 欧州銀の昨年のトレーディング業務シェアは金融危機以降で最低
Barclays Plc head offices

Barclays Plc head offices

Photographer: Luke MacGregor
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Photographer: Luke MacGregor

欧州の投資銀行の1-3月(第1四半期)決算では、債券・株式トレーディングで米銀にさらに後れを取る状況が示されそうだ。

  アナリストの予想では、英銀バークレイズとドイツ最大の銀行であるドイツ銀行、スイス銀最大手UBSグループの債券トレーディング収入はいずれも、増加ペースが米銀上位5行を合わせた24%を下回る見通しだ。株式トレーディング収入も、米銀が辛うじて前年同期比プラスを確保したのに対し、欧州の銀行は全体で減少すると見込まれている。

  1-3月の実績が予想通りになれば、欧州主要銀のトレーディング業務のシェアが金融危機以降の最低水準に縮小した2016年のトレンドが続くことになる。

  マッコーリー・グルー プのアナリストらは今月のリポートで、米銀のバリュエーション(株価評価)の「プレミアムの妥当性」を「投資銀行とトレーディングの市場シェアの力強い伸び」は意味すると分析し、欧州銀のグループにとって米国の規制緩和は「チャンスというよりも脅威」になるとの見方を示した。

  ブルームバーグが集計したデータによると、1-3月の米銀および欧州銀9行の債券収入のうち米銀が占める割合は約73%と、昨年10-12月(第4四半期)の77 %からは縮小したものの、16年1-3月の71 %との比較では拡大した可能性が高い。ブルームバーグ・インテリジェンスとマッキンゼーのデータによれば、これら9行全体でトレーディング・投資銀行業界の収入の通常約半分を占める。

U.S. Set to Outpace Europe Again in FICC

原題:European Banks Seen Losing More Share Amid Bond Trading Upturn(抜粋)

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