米アルコア:1-3月期は黒字、アルミ需要予想引き上げ-株価上昇

  • 1-3月期は事業分割後で初の完全な四半期
  • 事業分割以降、迅速な行動が可能になっているとアナリスト

米アルコアの事業分割後で初の完全な四半期となった1-3月(第1四半期)の決算は、投資家の信頼を裏付けるとともに、今後の業績改善の可能性を示唆した。

  24日の発表資料によると、1株利益は一部項目を除いたベースで63セントと、前年同期の62セントの赤字から改善した。ブルームバーグが集計したアナリスト予想平均では48セントの黒字が見込まれていた。売上高は26億6000万ドル(約2900億円)と、前年同期の21億3000万ドルから増加した。

  アルコアは昨年11月に航空機・自動車向け部品事業を分離して以来、アルミニウム価格の上昇を追い風に株価が大幅上昇した。ロイ・ハービー最高経営責任者(CEO)は部門を統合し、事業簡素化の取り組みを主導している。独立系アナリストのロイド・オキャロル氏はアルコアが「コスト削減に極めて積極的に取り組むだろう」と予想。アルコアは「事業分割以降、より迅速な行動が可能になっている」と指摘した。

  事業分離後初めて株式が取引された11月1日以降、株価は45%上昇した。24日の通常取引終値は前週末比5.1%高の33.31ドル。午後4時46分(日本時間25日午前5時46分)現在は34.15ドル。

  同社は2017年の世界のアルミ需要が前年比4.5ー5%増加するとの見通しを示し、1月時点の予想から上方修正した。
  

原題:Alcoa Earnings Sizzle Brings Life to Party After Share Surge (1)(抜粋)

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