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米国債:下落、仏大統領選の結果受け-リアルマネー系は買い

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24日の米国債相場は下落。フランス大統領選の第1回投票の結果から、経済成長を重視する中道・独立系のマクロン前経済相が決選で勝利すると示唆されたことが背景にある。ただしリアルマネー系の投資家の買いやショートカバーが入り、下げ幅を大きく縮める展開ともなった。

  ニューヨーク時間午後5時現在、10年債利回りは前週末比3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の2.27%。一時は8bp近く上げる場面もあった。ニューヨーク在勤のトレーダーによれば、リアルマネー系の投資家が5年債と10年債に買いを入れたことで、米国時間帯に下げを縮めた。  

  24日公表のフランス大統領選挙決選投票に関するオピニオンウェイの日次世論調査では、マクロン前経済相が61%対39%でルペン国民戦線(FN)党首を破るとの予想が示された。

  ロンドン在勤のトレーダーによれば、この日は午前中に幅広い年限の米国債先物でショートカバーの動きが見られた。

  5年債と30年債の利回り差(イールドカーブ)は112.5bpに縮小した。

  米財務省は今週、2年、5年、7年債の入札を実施する。最初は25日の2年債で発行額は260億ドル。

  このほか今週の注目材料として、デュレーション(平均残存期間)延長を目的とした月末特有の買いや、週末の政府閉鎖を回避するための連邦予算の問題解決、ヘルスケア法案と税制改革をめぐる状況の進展などが挙げられる。

原題:Treasuries Trim Declines From French Election as Buyers Emerge(抜粋)
原題:USTs Grind Higher Supported by Real-Money Demand, Short-Cover(抜粋)

(第4段落以降を追加し、更新します.)
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