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マレーシア、1MDB債務でアブダビとの和解発表へ-総選挙前倒しも

  • ナジブ首相、1MDB巡る和解で総選挙に臨むハードルクリアへ
  • マレーシアは2018年半ばまでに総選挙の実施が義務付けられている

マレーシアのナジブ首相が政府系投資会社1マレーシア・デベロップメント(1MDB)を巡る不祥事に巻き込まれてから約2年。同首相はこの事態を収集することで求心力を取り戻し、総選挙の年内前倒しに踏み切る可能性もある。

  事情に詳しい関係者によると、マレーシアは1MDBの債務の部分的和解としてアラブ首長国連合(UAE)アブダビ首長国に25億ドル(約2750億円)を支払うことに合意しており、ロンドン証券取引所(LSE)で24日に発表する見通し。

  1MDBのファイナンスを巡るアブダビとの対立で、政権維持に疑念が生じたこともあったが、ナジブ首相は今回の和解を通じ不祥事の幕引きを進める。2018年半ばまで実施が義務付けられている総選挙を年内に前倒しする可能性もあり、同首相の求心力はかつてない強さだとS・ラジャラトナム国際研究大学院のオー・エイ・スン上級研究員は指摘する。

  事情に詳しい関係者1人が22日に明らかにしたところによれば、アブダビとの和解でマレーシアは、1MDBが発行してアブダビの政府系ファンド、インターナショナル・ペトロリアム・インベストメント(IPIC)が共同保証するドル建て債2本の利払い義務を引き受けるという。

原題:Abu Dhabi Debt Deal to Help Clear Najib’s Path for Malaysia Vote(抜粋)

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