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ヘッジファンドの原油買い越し増加-上昇予想に反し価格は下落

  • 投機家によるWTI買越残高は4.6%増え3週連続の増加:CFTC
  • 米国の原油生産が9週連続で膨らみ、価格は下落

米国でシェールオイルの生産が増えており、原油市場について楽観視するのが難しくなりつつある。

  ヘッジファンドは原油価格上昇を見込む買い越しを増やしたが、相場は下落した。米商品先物取引委員会(CFTC)のデータによれば、資産運用会社によるウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)原油の買越残高は18日、3週連続で増加。その翌日に米国の原油生産が9週連続で増加したと発表されたことを受け、原油先物価格は下落した。原油輸出国が6月以後も減産を継続することで初期段階の合意に達したとサウジアラビアが表明したにもかかわらず、原油価格は引き続き下げた。

原油買い越し引き続き増加

  エネルギー関連の商品に重点を置くヘッジファンド、アゲイン・キャピタル(ニューヨーク)のパートナー、ジョン・キルダフ氏は買越残高に関し「先週後半に起きたことを踏まえれば最後の増加となるだろう」と指摘。「石油輸出国機構(OPEC)加盟国と非加盟国による減産は効果的で原油市場の需給を均衡させるとの見方があった。そうした見方は週末までに崩れた」と述べた。

  資産運用会社によるWTIの買越残高は18日終了週に4.6%増加。WTI価格は建玉報告の対象期間に1.9%下げ1バレル=52.41ドルとなった。21日終値は49.62ドル。

原題:Oil Investors Raise Bets on Higher Price and Lose in Selloff(抜粋)

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