ラーズ・ウルリッヒ(メタリカのドラマー)

  われわれにはストレッチやマッサージをしてくれる従業員が2人いるほか、シェフも雇っている。宿泊するのは居心地の良いホテルで、自家用機で移動する。ツアーを2週間以上続けることはせず、いったん自宅に帰って家族の顔を見て充電する。こういう風にツアーをするのは金銭的には効率的ではないのかもしれないが、このようにできないのなら、ツアーをする気はない。

ジェニー・スレイト(コメディ女優)

ジェニー・スレイト
ジェニー・スレイト
Photograph: Getty Images

  (お金での大失敗について)私はそういうタイプではない。自分のお金を使うのはマーク・ジェイコブズのレターマンジャケットを一着買うくらい。テレビを買った時にパニックに陥ったほどだ。300ドル(現在のレートで約3万3000円)程度だったが、本当にテレビが必要なのかと自問した。私は経済的に恵まれて育ったが、両親にお金の無心をしなければならなかった時は恥ずかしかったし、もう二度とあんなことはしたくない。私はマネジャーに「家を買いなさい」と言われるぐらい貯金している。

プリヤンカー・チョープラー(女優・活動家)

  (軽率にお金を使ったことがあるかとの質問に対し)映画の仕事を始めてから10年経った2013年に、10周年を祝う必要があると母が主張した。私は車で母を迎えに行って、一緒に食事に出かけたのだが、その後ロールスロイスのディーラーに寄って、特別注文車を買った。

ルーファス・ウェインライト(ミュージシャン)

 

ルーファス・ウェインライト
ルーファス・ウェインライト
Photograph: Getty Images

 (お金での最大の失敗について)何年も前に出版契約を結んで、ピアノも付けてくれるよう頼んだことだ。ピアノがもらえるものだと思い込んでいたが、実際には自分でピアノの支払いをしなければならなかった。こんなことはミュージシャンにはよくある話だ。われわれは音楽業界にだまされており、これは通過儀礼だ。ピアノを要求してはいけない!

リー・ダニエルズ(監督・作家・プロデューサー)

  (芸能界に入る前にお金について知っておきたかったことは何かと聞かれ)所得の半分が政府に取られ、20%が代理人の手に渡るため、それだけで70%がなくなってしまうことだ。お金を稼がなければならないし、30ドルのうち15ドルは老後のために貯金しなければいけない。これはためになる経験だった。34年かかってやっと分かった。

ジョーダン・ピール(監督・俳優・コメディアン)

  (最初の報酬で買った身分不相応な物は何かとの質問に)「Xbox(エックスボックス)」を買ったことかもしれない。報酬の価値は、副業をしなくてもよいことにあると実感している。私は現在も無駄遣いはしない。買うことを想像していた全ての物が、実際にはそれほど喜びや平安をもたらさないからだ。

デイル・チフーリ(彫刻家)

  (これまで最も良かったお金の使い道について)シアトルのユニオン湖は、漁業やボート建造業を支えている。私は数年前に幸運な経験をした。著名なボート建造業者が事業とビルを売却しており、私はビルを引き継ぐことができた。

シャーリー・マンソン(ガービッジのボーカル)

  (全盛期のクレージーな買い物について)私は黒のブーツを持っている。ごく普通のブーツに見えるが、新しい靴を見た時、人は「買わなければ」と思ってしまうものだ。それでそのブーツを買って数回履いたのだが、私の人生に何も影響も及ぼさなかった。5000ドルもすることが分かったため、それを見るたびに憎しみを感じるが、自分の愚かさを忘れないように‘一生捨てずに取っておくつもりだ。

カスケード(DJ)

カスケード
カスケード
Photograph: Getty Images

  (モルモン教徒であることがお金の面でプラスになるかと聞かれ)私は(同年代の人より)ずっと保守的で、時間とお金の使い方も違っている。クラブではいつもギャラに酒を追加しようとするが、私は「いいえ、結構です。その分ギャラを増やしてください」と言っている。プロモーターは私が信頼できることが分かっているため、私と組みたがっている。

ジル・ソロウェイ(プロデューサー)

  (お金での最大の失敗について)私は20年前、友人らとコメディー番組を制作し、それを音楽専門チャンネルMTVに売った。われわれは会社を立ち上げたものの、スタート前に傾いてしまった。私は「何かをつくる場合、クリエーティブな問題よりも、グループ内の政治的駆け引きの方が厄介となる」と人に伝えている。

エリザベス・モス(女優、プロデューサー)

エリザベス・モス
エリザベス・モス
Photograph: Getty Images

  (最も予想外の俳優の経費について)髪とメークにお金を払わなければならないことで、通常はそれぞれ500ドルだ。私がずっと若い頃は自分でヘアメークをしていた時期もあったが、その後新しい広報担当者に「そんなことはもう通用しない」と言われた。 私は今でも「どうして駄目なんですか。私はちゃんとしてように見えるし、このジャケットも気に入っています」と言っている。

原題:Eleven Celebrities on How They Spend Their Money(抜粋)

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