米連邦準備制度理事会(FRB)のフィッシャー副議長は、このところ一部で弱い内容の経済データが見られるものの、今年あと2回の利上げという軌道から金融当局が外れる可能性は低いとの認識を示した。

  副議長は21日に米経済専門局CNBCのインタビューで、「1-3月(第1四半期)の状況が再び、年内残りの期間で見込まれる水準を下回ったと考える理由は複数ある」と述べた。

  今年あと2回の利上げはなお適切だと考えているかとの質問には、「われわれはそのように考えており、これまでのところその認識を変えるようなことは何も目にしていない」と答えた。

  また世界の主要国経済が再び力強さを増している兆候が最近見られるとし、ワシントンでの国際通貨基金(IMF)春季会合における前向きなトーンに寄与していると指摘した。

  フィッシャー副議長は「上向きのトーンの大部分は、中国と欧州の情勢改善という事実に起因している」とし、「世界の大半で前向きな変化が見られる」と加えた。

  このほか、ドルは強過ぎる可能性があるとしたトランプ大統領の発言については、「金融当局は政策金利の決定を行うに当たって、特定の発言を考慮することはない。それが大統領によるものであってもだ」と説明した。

原題:Fed’s Fischer Says Two More 2017 Hikes Still Feels Right(抜粋)

最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE