米ブラックロック:「iシェアーズ」投資戦略のトップが退社へ
Sabrina Willmer-
第1四半期に過去最高の645億ドルが流入-「iシェアーズ」ETF
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5月に退社予定で、後任は未定-広報担当者
米ブラックロックで上場投資信託(ETF)投資戦略のトップを務めるハイディ・リチャードソン氏が退社する。
2010年に入社したリチャードソン氏は5月に退社予定だと同社広報担当ピーター・マキロップ氏が確認した。後任は未定だという。
世界最大のETF提供会社ブラックロックは、バンガード・グループを筆頭とする競合がパッシブ運用商品で大幅に手数料を引き下げる中、圧倒的な市場での立場を保つことに注力。同社の「iシェアーズ」ETFには1-3月(第1四半期)に過去最高の645億ドル(約7兆円)の顧客資金が流入した。
同社のウェブサイトによると、リチャードソン氏はマクロ経済および市場の分析を行うチームに属し、「iシェアーズ」ETFを使った投資アイデアを顧客に提供していた。同氏は取材の要請に応じていない。
原題:BlackRock’s U.S. Investment Strategy Chief Richardson to Leave(抜粋)
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