21日の欧州株式相場はほぼ変わらず。大統領選の第1回投票を23日に控えたフランスでは売りが優勢だった。

  指標のストックス欧州600指数は前日比ほぼ変わらずの378.12で引けた。週間ベースでは0.7%安と、1月下旬以来となる下げを記録した。

  フランスのCAC40指数は前日比0.4%安。取引中に1%下げる場面もあった。仏大統領選挙に関するオピニオンウェイの日次世論調査で、第1回投票についてマクロン前経済相の支持率が23%、ルペン国民戦線(FN)党首は22%でいずれも変わらずだった。

  ルービニ・グローバル・エコノミクスのシニアエコノミスト、ラース・ルンドクビスト氏は、「極右のルペン氏の大統領就任の可能性を巡る懸念があるが、左翼系のメランション氏勝利を危惧する別のリスクシナリオもある」とし、「ルペン氏かメランション氏のいずれかが決選投票に進んだ場合、市場の警戒感がやや長引くだろう」と語った。
  
  個別銘柄では、仏ヨーグルトメーカーのダノンが一時2.9%下げた。3四半期連続で販売量が低下したことなどが嫌気された。
 
原題:Europe Stocks Steady Before Sunday First-Round Vote in France(抜粋)

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