ユーロ圏の製造業とサービス業を合わせ た経済活動は4月に伸びが加速し、6年ぶりのハイペースとなった。旺 盛な需要と力強い雇用増が後押しした。

IHSマークイットが21日発表した4月のユーロ圏総合購買担当者 指数(PMI)速報値は56.7と、3月の56.4から上昇。ブルームバーグ がまとめたエコノミスト調査では3月と同水準が見込まれていた。雇用 創出はほぼ10年ぶりの高水準に達し、賃金を巡る圧力の高まりがより浮 き彫りとなった。PMIは50を上回れば活動拡大を、下回れば縮小を示 す。

フランス大統領選で反ユーロを唱える候補が当選する恐れがあるも のの、ユーロ圏の景気回復は勢いを増している。景気は底堅く、異例の 金融緩和を少なくとも今年いっぱいは続けると表明している欧州中央銀 行(ECB)に出口政策の議論開始をゆっくりとではあるが促してい る。

マークイットのチーフエコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏 は、「景気見通しに対して仏大統領選が短期的に最大のリスクだが、投 票が近づく中で企業のムードは明らかに上り調子だった」と語った。

4月のユーロ圏製造業PMI速報値は56.8と、3月の56.2から小幅 上昇し6年ぶり高水準。サービス業PMI速報値は56.2で、前月の56.0 を上回った。

原題:Euro-Area Economic Activity Accelerates to Six-Year High (抜粋)

--取材協力:Mark Evans.

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