多くの主要産油国が原油減産の延長について初期段階での合意に達したことを、サウジアラビアのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相が20日明らかにした。原油市場では長期にわたって高水準にある在庫の影響で価格に下押し圧力がかかっている。  

サウジのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相
サウジのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相
Bloomberg

ファリハ・エネルギー産業鉱物資源相はアブダビでの会議で、石油輸出国機構(OPEC)加盟国など主要産油国は、原油在庫を過去5年平均を下回る水準まで減らす目標達成に向け3カ月にわたって生産を制限しているが、目標は達成されていないと述べた。これらの産油国は1月から半年間、減産を実施することで合意。同相は減産延長に関する初期合意に参加している国名やその数については特定しなかった。

  ファリハ・エネルギー産業鉱物資源相は「合意は高い水準で順守されているが、われわれの目標である過去5年平均の水準には達していない」と指摘。「目標達成に向け減産を延長する義務があるだろう」と述べた。減産に参加している国々は依然として、年後半への減産延長に関する合意に達しておらず、延長は必ずしも半年間とは限らないとの見方を示した。

  湾岸協力会議(GCC)加盟国は減産延長を進めることで合意していると、オマーンのルムヒ石油・ガス相が19日、アブダビでのインタビューで語った。同石油相によると、OPEC加盟国のイランとベネズエラも減産延長への支持を表明した。クウェートのマルズーク石油相はアブダビで記者団に、OPECとロシアは減産延長で最終合意に達していないと述べた。

原題:Major Oil Producers Reach Initial Deal to Extend Output Cuts (3)(抜粋)

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