シティグループはシドニー駐在のトレーダー、狩野弘一氏を日本の外国為替業務のヘッドに任命した。同社はここ1年、日本でのFICC(債券、為替、コモディティー)関連業務を強化している。

  社内メモによると、狩野氏(42)は24日付でシティグループ証券の市場部門、外国為替・新興国市場本部長に就任。東京を拠点とする。現本部長のダニエル・エイチソン氏は退任する。シティの根本美香広報担当はメモの内容を確認した。人事の詳細については週明けに発表される見通し。

  シティグループの為替業務は世界最大規模で、80カ国以上の拠点で140通貨を取り扱っている。同社は積極的な採用により日本の法人顧客や投資家向けビジネスを強化しており、アナリストやエコノミスト、トレーダーやバンカーなど外部からの起用は4月以降約20人となった。

  先月は金利商品営業部長にゴールドマン・サックスから難波勲氏、12月にはG10金利ストラテジストとしてBNPパリバから藤木智久氏が加わった。

  狩野氏は慶応大学卒業後、1997年にクレディ・リヨネでトレーディングのキャリアを開始。2000年にシティ証に入社した。12年に日本における為替トレーディングの責任者に就任、15年にシドニーに異動し円短期金利のシニアトレーダーを務めた。

英語記事:Citigroup Names Koichi Kano as Head of Japan Foreign Exchange

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