コンテンツにスキップする

米FRBが市場参加者とのバランスシート議論を拡大

更新日時
  • バランスシート縮小開始の場合の市場へのインパクト探るのが狙い
  • コミュニケーションの在り方などファンドマネジャーに意見求める

米連邦準備制度理事会(FRB)スタッフは、金融政策の重要な転機を見込んで投資家との接触を拡大し、バランスシート縮小開始の際にFRBがどのように準備し、市場とのコミュニケーションを取るべきか債券ファンドマネジャーからの意見を求めている。

  FRB当局者は混乱を招かず、フェデラルファンド(FF)金利が主要な政策手段としての地位を奪われないような形で4兆4800億ドル(約490兆円)規模のバランスシートを縮小しようとしている。

  そうするためには適切なコミュニケーションの在り方と、米国債や住宅ローン担保証券(MBS)などで構成されるバランスシート縮小の規模についての市場の予想を探る必要があり、そのことがファンドマネジャーとの対話が最近頻繁となっている理由だ。

  ノーザン・トラスト(シカゴ)のチーフエコノミスト、カール・タネンボーム氏は「あらゆる兆候から見て、バランスシートを巡る対話が加速している」と指摘。「プログラム設計やコミュニケーションを含むあらゆる点についての検討が本格化していると見受けられる」と語った。

  FRBスタッフは市場のセンチメントや期待を把握するため投資家や債券ディーラーから日常的に意見を募っている。ニューヨーク連銀はこの議論を確認するとともに、通常の市場監視の一環だと説明した。FRBは計画公表に近づきつつあり、対話は一段と活発化している。

  コロンビア・スレッドニードル・インベストメンツでグローバル金利・通貨チームのシニアアナリストを務めるエド・アルハッサイニー氏は米金融当局について、「彼らは全ての資産運用担当者に電話している。通常の調査の一環とはいえない」とコメントした。

原題:Fed Intensifies Balance-Sheet Discussions With Market Players(抜粋)

(3段落目以降に詳細やエコノミストらの発言を追加して更新します.)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE