手数料の高さが批判され、投資家の資金引き揚げが続くヘッジファンド業界。そんな中にあって規模拡大や事業の多様化を目指すヘッジファンドはアマゾン・ドット・コムの成長戦略を見習うべきだと、バリャスニー・アセット・マネジメントは提言する。

  同社を率いるドミトリー・バリャスニー氏は、事業への飽くなき投資、新たな分野への拡大、最高の人材採用、価格決定力の活用によってアマゾンは押しも押されもせぬ存在に上り詰めたと指摘した。

  ブルームバーグニュースが閲覧した1-3月の投資家向け書簡で、バリャスニー氏は「アマゾンの戦略からわれわれは多くを学べる」とし、「チャンスがあれば新事業に拡大していけるプラットフォームを構築する。その利点を体現した格好の例だ」と記述した。

  ヘッジファンドは差別化を図ることが可能な分野に的を絞り、ニッチ戦略に注力して規模を縮小するか、多様な事業を打ち立てる必要があるとも主張。でなければ、ファンドを閉鎖するしかなくなると説いた。

  バリャスニー・アセット・マネジメントは3月1日時点で約127億ドル(約1兆3900億円)の顧客資産を運用している。同社の広報担当者はコメントの要請に応じなかった。

原題:Balyasny’s Tip to Hedge Funds at Crossroads: Imitate Bezos (2)(抜粋)

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