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米財務省:超長期国債発行の実行可能性、真剣に模索か-アナリスト

  • 財務省は最新のPディーラー調査に従来より詳細な質問盛り込む
  • 発行に向けてこれまでよりも傾きつつあることを示唆とBofA

米財務省はプライマリーディーラー(政府証券公認ディーラー)23社への最新調査で、超長期国債に関して二つの質問を投げ掛けた。これを受けてアナリストの間では、ムニューシン財務長官が償還期限30年超の国債発行の実行可能性を探ることに本格的に取り組んでいるとの見方が広がった。

  米財務省は14日、5月の国債入札を前に公表したプライマリーディーラーへの質問表で、償還期限が40年や50年、100年といった超長期国債を組成する場合、同省がどのような要素を考慮すべきかを質問。さらに、30年債に比較して、超長期国債について同省が合理的に想定できる価格設定について尋ねた。

  米財務省は2014年にも「償還期限30年超の国債発行を検討すべきか」とプライマリーディーラーに問い掛けていたが、今回の質問は一段と詳細な形となっている。

  バンク・オブ・アメリカ(BofA)の米短期金利戦略責任者、マーク・カバナ氏は「質問はより端的で、超長期国債の発行に向けてこれまでよりも幾分傾きつつあることを示唆しているように受け止められる」と指摘した。

  ムニューシン長官は2月、CNBCとのインタビューで、金利が長期にわたり低水準で推移する公算が大きいため、超長期国債の発行は「われわれとして真剣に検討すべき」対象だと語っていた。

原題:Treasury’s Ultra-Long Bond Query Seen as Affirming U.S. Interest(抜粋)

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