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日本と英国の債券が最も過大評価されている-PIMCOキーセル氏

  • PIMCOは日英の債券市場をアンダーウエートに
  • 米国の金利リスクについては中立、ブラジルとメキシコを選好

世界最大のアクティブ運用債券ファンドを運営する米パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)は、日本と英国の政府が発行した総額10兆ドル(約1089兆円)相当の国債を敬遠する一方、米国債についても特に投資意欲が旺盛というわけではない。

  PIMCOでグローバルクレジットの最高投資責任者(CIO)を務めるマーク・キーセル氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「世界の債券市場を見る限り、最も過大評価されている市場は、日本とそれから英国だ。われわれは米国の金利リスクについてどちらかといえば中立だが、日本と英国、欧州の金利リスクに関してはアンダーウエートとしている」と発言した。

  キーセル氏は米国の税制改革について、市場が期待してきたよりも「はるかに重要性に乏しい骨抜きの内容」になる可能性が高く、成長率は2-2.5 %前後に抑えられると予測。米金融当局は「緩やかなペースで徐々に利上げを行う」との見通しを示し、「景気拡大は継続するが、米金利が一定レンジで推移する可能性が強いことを意味している」と語った。

  同氏はソブリン債でブラジルとメキシコを選好リストの上位としており、米国との緊張の高まりに伴いメキシコ・ペソが下落した後にメキシコ国債を購入。インフレ鈍化で中央銀行が利下げに動く中で、ブラジルの債券も買い入れた。

原題:Pimco’s Kiesel Says Japan, U.K. Bonds World’s Most Overvalued(抜粋)

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