19日のニューヨーク原油先物市場ではウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物が続落し、ここ6週間で最大の下げを記録した。米エネルギー情報局(EIA)の週間統計で、ガソリン在庫が2月以降で初めて増加し、原油生産が2015年8月以降で最高の水準に達したことが手掛かり。

  ブルームバーグのアナリスト調査で、先週の米ガソリン在庫は200万バレル減少すると予想されていたが、実際は154万バレル増となった。マクロ・リスク・アドバイザーズのエネルギー担当チーフストラテジスト、クリス・ケッテンマン氏は「米国のガソリン精製品在庫が目覚ましく増加したことに加え、アラスカ、ハワイを除く48州での生産が引き続き拡大していることが、われわれ原油投資家を慎重にさせている。当社は日中の安値でも買わない」と話した。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物5月限は前日比1.97ドル(3.76%)安い1バレル=50.44ドルで終了。3月8日以来の大幅な下げで、終値ベースで4月3日以来の安値だった。北海ブレント6月限は1.96ドル(3.6%)安の52.93ドルで取引を終えた。

原題:Oil Tumbles Most in Six Weeks as U.S. Gasoline Supplies Advance(抜粋)

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