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ECB理事2人、出口政策を議論する時期に近づいたと相次ぎ示唆

  • 金融緩和とガイダンスへの責任も強調-プラート、クーレ両理事
  • リスクバランスの見方は分かれる

欧州中央銀行(ECB)のプラート、クーレ両理事は、異例の金融緩和時代の終わりに備え始める時期が近づいていることを示唆した。

  次回の政策委員会を控えた1週間、当局者は金融政策に関する発言を控えるブラックアウト期間に入る。これに入る前の最後の講演で両理事は、ユーロ圏経済は回復の裾野を広げているとの認識で一致した。ただ、景気見通しのリスクが依然下振れ方向に傾いているかについては見解が分かれた。

  プラート理事は19日にニューヨークで、短期的な見通しが改善したことを認めつつ、中期では「リスクが依然下振れ方向に傾いている」と発言。この数時間前に同じくニューヨークで語ったクーレ理事は、「個人的に下振れのリスクはもはや見られない」と、やや異なる見方を示した。

  リスクが今や均衡しているとの見方がECBの公式見解となるなら、超金融緩和の終わりの始まりが間近に迫っていることを示唆している可能性がある。ECBは27日に政策委員会を開く。

原題:ECB Officials Inch Toward the Day to Talk About Ending Stimulus(抜粋)

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