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米ブラックロック:利益が予想上回る-ETFへの資金流入が好調

世界最大の資産運用会社、米ブラックロックが19日に発表した1-3月(第1四半期)決算は利益が市場予想を上回った。低コスト上場投資信託(ETF)への投資資金流入が膨らんだ。

  同社の「iシェアーズ」ETFには過去最高となる645億ドル(約7兆円)が流入。1-3月はこのほか、税優遇措置や株式相場の上昇も利益を押し上げ、ブラックロックの運用資産は5兆4000億ドルに膨らんだ。

  投資家の関心が割安なパッシブ型ファンドへと移る中、ブラックロックはその波に乗りつつある。昨年は10月に一部「コア」ETFの手数料引き下げも寄与して、iシェアーズには過去最高の1400億ドルが新規に流入した。

  ローレンス・フィンク最高経営責任者(CEO)はインタビューで、「コアの商品が資金流入に大きく寄与している」とし、流入全体の半分がコアの商品だったと説明した。その上で、「昨年、手数料を引き下げなかったら、こうした流入はなかっただろう。コア商品のコストを下げた時点で、コア以外の商品への資金流入が加速した」と加えた。

BlackRock's ETF Machine

  1-3月の総収入は前年同期比8%増の28億2000万ドル。ただアナリスト予想には届かなかった。収入は市場予想を下回りながらも利益が予想を上回ったのは、同四半期における税率低下も背景にある。

  純利益は31%増の8億6200万ドル(1株当たり5.23ドル)。前年同期は6億5700万ドル(同3.92ドル)だった。調整後の1株利益は5.25ドルと、ブルームバーグがまとめたアナリスト13人の予想平均(4.89ドル)を上回った。

原題:BlackRock Beats Profit Estimates on ETF Flows, Tax Benefit (1)(抜粋)

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