世界最大の資産運用会社、米ブラックロックのローレンス・フィンク最高経営責任者(CEO)は米経済の減速を示す複数の兆候が暗い影を落としていると語った。

  同CEOは19日、ブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、米経済を取り巻く不透明感について、具体例として自動車販売の減速や企業の合併・買収(M&A)活動の停滞を挙げ、こうした「警告を発する複数のサインは暗さを増しつつある」と発言した。

  株式市場が上昇するためには、米企業業績が強さを維持し、トランプ大統領の政策が議会で前進するとの確証が必要だと、フィンク氏は指摘した。

  ブラックロックがこの日発表した1-3月(第1四半期)決算は利益がアナリスト予想を上回った一方、収入は予想に届かなかった。

  海外情勢について、フィンクCEOは英国の欧州連合(EU)離脱に対して「様子見」のアプローチを取っていると語った。英国にとってEU離脱が何を意味するのか不透明なためだという。今月から始まるフランス大統領選について、市場はより中道派の勝利を織り込みつつあるとも話した。

原題:BlackRock’s Fink Sees ‘Warning Signs’ for U.S. Economy Brewing(抜粋)

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