メイ英首相、解散総選挙で議会の支持得る-6月8日総選挙実施へ

更新日時
  • 6月8日の総選挙実施を議会が承認、522対13と圧倒的多数
  • 労働党はテレビ討論望む、首相は拒否

メイ英首相は議会を解散し6月8日に総選挙を実施することについて、議会で圧倒的多数の支持を得た。欧州連合(EU)離脱交渉の前に権力基盤の強化を図る。

  英下院は19日、522対13で解散総選挙の動議を可決した。任期満了よりも3年早い総選挙に向け7週間の選挙戦がスタートする。選挙戦では離脱後のEUとの関係が焦点となる。

Theresa May on April 19.

Photographer: Simon Dawson/Bloomberg

  与党・保守党は現在、下院で半数をわずか17議席上回るにすぎないが、政党別支持率調査では野党を大きくリードする。メイ首相は総選挙で議席数を増やし、党内の反対勢力に妨げられることなく自身の望むやり方でEU離脱交渉を進めることが可能になると見込んでいる。

  メイ首相は下院議員らを前に、「EU離脱とこの国の将来についてわれわれの計画を示そう。われわれの命運を国民の手に委ね、国民の審判を仰ごう」と語った。「保守党が獲得する1票1票が全て、英国のためにEUと交渉する私の力になる」と論じた。

  首相は18日まで、解散総選挙の可能性を繰り返し否定。任期満了の2020年より前の選挙はないとしていた。しかし、離脱が英議会内の政治家らの駆け引きの道具になればEU首脳らとの交渉がひどく困難になるという結論に不本意ながら達せざるを得なかったと首相は説明した。

Joe Twyman, head of political and social research at Yougov, discusses the announcement of a snap election in the U.K

Daybreak: Europe." (Source: Bloomberg)

原題:May Wins Support From Parliament to Hold Early U.K. Election (1)(抜粋)

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