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新興市場通貨の先行き、予測首位のウェルズFが警鐘-1~3月堅調も

  • 年末まで上昇続くとは予想せず-ベネンブローク氏
  • 韓国ウォンやタイ・バーツなど、今後9カ月で2%超の下落見込む

1-3月(第1四半期)の新興市場通貨は四半期ベースで約7年ぶりの大幅上昇を記録したが、それが反転しそうだ。1-3月のアジア新興国通貨で予測精度が最も高かったウェルズ・ファーゴのニコラス・ベネンブローク氏がこうした見通しを示している。

  ウェルズ・ファーゴの通貨戦略責任者を務めるベネンブローク氏(ニューヨーク在勤)は、「年末まで上昇が続くとは予想していない」と説明。「米利上げは今後も着実なペースで続き、アジア通貨を含む大半の外国通貨の重しになるだろう」と分析した。

  同行の予測によると、韓国ウォンとインドネシア・ルピア、タイ・バーツはいずれも今後9カ月で2%を超える値下がりとなる見込み。インド・ルピーとフィリピン・ペソも下落する見通しだが、中央銀行のタカ派姿勢により下げ幅は小さくなるだろうとベネンブローク氏は話した。

  円を除く域内10通貨で構成するブルームバーグ・JPモルガン・アジア・ドル指数は1-3月に2.5%上昇。2010年7-9月以来の大幅高となっていた。

Winners and Losers

原題:Alarm Sounds in Emerging Currencies for Top Asia Forecaster (1)(抜粋)

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