米IBMが18日発表した1-3月(第1四半期)売上高はアナリスト予想を下回り、20四半期連続の減収となった。クラウドサービスや人工知能(AI)など新しいビジネスの成長でも、従来から手掛けるハードウエアやソフトウエアの販売不振を補えなかった。

  売上高が予想を下回るのはここ1年余りで初めてで、2018年の早い時期までに再び増収を実現する見通しは後退しそうだ。ジニ・ロメッティ最高経営責任者(CEO)は数年来、高成長分野に投資する一方で、コンピューターや基本ソフト(OS)など従来事業からの脱皮を図ってきた。コスト削減で部門整理を進め技術や販売のてこ入れで買収を行っても、時代に合わなくなった従来製品が依然として足かせとなっている。

  IBMの発表資料によると、1-3月期売上高は前年同期比2.8%減の182億ドル(約1兆9700億円)。前四半期の1.3%減収よりも大幅な落ち込みとなった。アナリスト予想平均は184億ドル。株価は決算発表後の時間外取引で一時4%下落し163.19ドルを付けた。

  1株利益は一部項目の調整後ベースで2.38ドル。ブルームバーグが集計したアナリスト予想平均は2.35ドルだった。

原題:IBM Misses Estimates in 20th Straight Quarterly Revenue Decline(抜粋)

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