米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)の1-3月(第1四半期)の売上高は市場予想を下回った。同社はこの収益力の低下を補うため、1月に300億ドル(現在のレートで約3兆2560億円)の巨費を投じてスイスの製薬会社アクテリオンの買収に踏み切ったわけだ。

  18日の発表によると、四半期全体で初めて米ファイザー製のバイオシミラー(バイオ後続品)との競争にさらされた関節リウマチ薬「レミケード」の売上高は大幅な減少こそ免れたものの、前年同期比6%減。他の3つの主力製品もいずれもアナリストの予想に届かなかった。

  一方、一部項目を除く1株利益は1.83ドルと、アナリストの予想平均である1.77ドルを上回った。

  J&Jはアクテリオン買収の影響を反映させ、通期売上高予想を引き上げた。新たな見通しは754億-761億ドル。一部項目を除く通期1株利益予想も7-7.15ドルに上方修正した。アナリストは7.05ドルを見込んでいた。

  一番の稼ぎ頭であるレミケードに対し、バイオシミラーが及ぼす影響が今後数年でどれほどの規模になるか判断するのは時期尚早だが、アナリストらは2019-20年にレミケードの売り上げが大きく落ち込むとみている。

原題:J&J’s Weak First-Quarter Sales Show Why It Made a Megadeal (1)(抜粋)

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